TwitterとTumblrとnowaを使ってみて雑感 その2

その1ではものの見事にnowa批判みたいになっちゃったけど、今回はきちんとTwitterTumblrのことを書くつもり。
この手のミニブログとの最初の出会いはTwitter。最初は何それ面白いの?結局チャットになるんじゃないの?って思ってたんだけど、やってみるとこれが面白い。嵌ってる人はみんな一様にそう書いてるけど、ここは敢えてそう書こう。

でも、「おもしろい」と聞いて想像するようなおもしろさはきっと無い。うきうきしたり、どきどきしたりすることは無い。ブログを読んでげらげら笑ったり、いい話を読んで感心するなんてことはあんまりない。ここは押さえておかないといけないポイントだと思う。Twitterはじんわりと地味に面白い。例えていうなら風呂から出たあとにコーヒー牛乳を飲んでる感じ。フルーツ牛乳では決してないのだ。(デイリーポータルZ風)

あったことをいうだけじゃなく、頭に降りてきた電波フレーズを惜しげもなく解放してしまったり。自分が世界を作れて人の世界をちょっとだけ感じられる。それがTwitterのおもしろさだと思う。もちろん、そこから得るものはある。Twitterは半能動的な楽しみ方をするサービスだなと思う。身を乗り出して受け流す感じ。

Tumblrはまたそれとは全く違う。Tumblrは見やすくしたはてブトップページってイメージではないだろうか。まず、自分が気になったモノ(ページではなく)をクリップできて、お気に入りに入れてる人たちがどんなモノをクリップしたのかを眺める。これだけなんだけど、Tumblr面白い。やっぱり、画像や動画、そしてURLだけではなくテキストを引用できるのは意外と効果が大きい。人がどこにウエイトを置いているのかがわかるのは素敵なことだと実感した。

Reblogをほめてる人が多いけど、実はまだおもしろさがわかってない。Reblogは他の人のテキストやクリップを自分のクリップにまるまるできてしまうという機能なんだけど、もうそこで見られたからいいやっていう気分になってしまう。バックアップとして活用できるのが良いのかな? もっといろんな人に広めたいって意識? ここはもうちょっと使って見るとわかるかもしれない。

でも、一番好きなのは気軽にはてブに投げるまでもないけどちょっとこのフレーズだけ、この画像だけっていう感じで投稿できることだ。この感覚はこれまでありそうでなかった。やっぱり人の目を意識してしまうのか、ある程度高めの閾値があったような気がする。
これはTumblrに限らず、Twitterにもいえることでどっちも敷居が限りなく低い。それが楽しさの根源なんじゃないかと思う。その敷居の低さをより低くしてくれるTwitterクライアント(僕はTwit使ってます)やTumblrJavaScript Actionsは欠かせないと思う。

実際、この影響でこうして今書いている文章も楽に書けるようになった。ともかく表に出すことの楽しさを知ったからじゃないかと思っている。これはかなり大きなコトで、それをもたらした「ゆるゆる系」のミニブログの存在は価値のあるモノだと断言できる。

ところで、前回nowaの「全部盛り」って話をしたんだけど、よくよく考えたらココ、はてなこそ全部盛りの大家なんじゃないか。って昨日だかに思いついた。だからこそ一種の囲われてる意識みたいのが働いてるんじゃないかな? 結果的に「はてな村」なんて呼ばれるゆえんはここら辺にあるのかもしれないね!という妄想をしてみた。

最後になったけど、僕のTwitterTumblr
TwitterTwitter / toshi123
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