emacsのブックマークと「C-x r なんとか」
カエルチュウイホウ - Meadowのブックマーク機能
emacsにブックマーク機能があるなんて知らなかった。これは便利。バッファ間の移動はさくさくできるから楽なんだけど、ちょっと離れたところにあるものを編集したいときとかに役に立ちそう。試してみたらemacsを再起動してもブックマークは保存されてるみたい。.emacsとかよく使うファイルはここにおいておくといいね。
これまで「C-x r なんとか」というキーバインドは矩形選択
C-x r w:矩形コピー (copy)
C-x r k:矩形切り取り(kill)
C-x r y:矩形貼り付け(yank)
くらいしか使ってなかったので、ほかにどんなのがあるのか調べてみたら結構便利そう。
C-x r t:矩形選択した部分を指定したテキストに置換
C-x r s x:選択範囲(矩形ではない)をレジスタxに保存
C-x r r x:選択範囲(矩形)をレジスタxに保存
C-x r i x:レジスタxの内容を貼り付け
レジスタっていうのはWindowsでいうクリップボード拡張みたいなものらしい。a~z*1という名前のレジスタに保存できる機能とのこと。しらなかった。
しかもこのレジスタには文字列だけではなく、バッファとキーの場所やフレーム、ファイルまで保存できる様子。ここまで使うかどうかは正直微妙だけど、ちょっと便利かも。
レジスタの内容は再起動するたびに消えてしまうけど、.emacsに書き込んでおくことは可能で、
(set-register ?a '(file . "~/.emacs"))
と書き込んでおけば.emacsファイルをレジスタaに登録した状態で起動できる。この状態でファイルへのジャンプ
C-x r j a (aはレジスタの名前)
とすることでどこからでも.emacsを開くことができる。
でも微妙っちゃ微妙な機能かなー。ブックマークほどは便利じゃない気がする。
参考:Meadow/Emacs memo: コピー,切り取り,貼り付け関連
*1:大文字小文字区別あり