DOIは土井じゃなかった。

たまに論文とか規格書なんかでDOI: 10.1016/j.anbehav.2006.07.012みたいなのを見かけるけど、これまでスルーしてて気にしてなかった。今日、ちょっとしたことでその文書のURIを見つけられなかったんでDOIについて調べてみたのでメモ。

典型的なDOIは次のような文字列である。
10.1021/jo0349227
この例において、10.1021は国際DOI財団が付与するディレクトリの識別子である。スラッシュ以下のjo0349227はファイルの所有者(本例ではアメリカ化学会)が任意で付けるIDである。
実際にブラウザでDOIによって検索をする際には、次のようにURL "http://dx.doi.org"の後にDOIをつければよい。
http://dx.doi.org/10.1021/jo0349227

デジタルオブジェクト識別子 - Wikipedia

要するにしっかりと管理していればリンク切れがなくなる仕組み。というわけで規格書やら論文に使われてるのか。なるほど。
将来的にはISBNとか音楽配信なんかもこの仕組みになるのかな? コンテンツが生きてればリンク切れがないっていうのは魅力的っすね。