gをぺちって押してLDRで全部全文読んじゃおう。

LDRで今日もぺちぺちとjを連打してフィードを読み漁っているわけですが、全文配信されてないフィードは直接サイトに行かないと読めなくてあんまりうれしくない。
これを解消するGreaseMonkeyスクリプト「g」で本文を取得するlivedoor Reader用Greasemonkeyスクリプト - F.Ko-Jiの「一秒後は未来」で公開されている。もともとはアメブロのフィードから全文を取得するためのものだったが、全文を囲むタグを指定することでそのサイトの全文を定義することができるようにバージョンアップして、愛用させてもらっていた。でも挟むタグを指定するというのがくせ者で、うまく指定できないサイトが意外と多いという問題もあった。


これを解決してくれたのがLivedoor Readerで記事全文を表示するGreasemonkey Script - 枕をそばだてて聴くで公開されているGreaseMonkeyスクリプト基本的には同じ動作をするんだけど、全文の定義をxpathで出来るというのがポイント。


デフォルトでアメブロmycomジャーナル、CNET、ITmedia楽天ブログなど13ドメインに対応している。これを増やしたいときには、基本的にはautopagerizeでSITE_INFOを作るようにして、全文取得したいサイトのURLと取得部分のxpathエンコードが必要ならエンコード方法、これらの情報を書けばいいだけ。
いくつか書いてみたので、ここに貼り付けておく。

{
  url:    'http://d.hatena.ne.jp', // はてなダイアリー
  xpath:  '//div[@id="days"]/div[@class="day"]/div[@class="body"]',
  enc:    'EUC-JP',
},
{
  url:    'http://egone.org', // Everything Is Gone
  xpath:  'id("middle_e")/table[3]/tbody/tr[3]/td',
  enc:    'EUC-JP',
},
{
  url:    'http://homepage1.nifty.com/maname', // まなめはうす
  xpath:  '//td[@class="dmain"]',
  base:   'http://homepage1.nifty.com/maname',
},

これでフィードを読み込んだところでgを押すと人形が「Loading」といって考え込むので待ってると全文が読み込まれるはず。ただし、まなめはうすはトップページ(index.html)のニュース部分を全部取得してしまう。とりあえず困ることは無いけど、かっこわるい。


これ以外に副次的な効果もある。
このスクリプトで取得すると全文がほぼそのまま持ってこれるので、画像が含まれていないフィードでも全文取得することで画像もLDRの上で読むことが出来るようになる。良い例なのがso-netブログ。

{
  url:    'http://blog.so-net.ne.jp/',
  xpath:  '//div[@id="main"]/div[@class="articles"]',
},

so-netブログは全文配信なんだけど、LDRでみると改行が無くなってしまうため、見た目はこんな感じになる。

ここでgをペコッと押すだけで、

と、上のように画像までとれてきてしまう。

こういうのは聞くより使ってみた方がわかりやすいので、是非おためしください。
gを押して全文取得する生活をはじめてみてはいかがでしょ?