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誰もが書いているから書いても意味がない。は間違っている

サイトを運営していると、web上で話題になっている話を敬遠することがあるのではないかと思う。 しかしそれはサイトのためにならないのではないだろうか。 ここではそのような葛藤に至る場面が最も多いであろうニュースサイトを取り上げて考えてみた。


各所で話題になっているニュースを取り上げることはサイトの個性を出すことに繋がる。
誰もが取り上げていないニュースソースを発掘することも必要だが、他のサイトで取り上げられていることを知っているのであれば、同じソースを取り上げて新しい角度からの視点を読者に提供することが可能だ。


そもそも、数多くのサイトが取り上げる話題というのは多くの人間にとって興味がある話題だと云うことであり、それを取り上げないというのは実にもったいない。 ニッチな話題で心を引くよりも、一見ありふれたように見える話題にコメントをつけているサイトの方が心惹かれるのではないか。
気の利いたコメントであることに越したことはないが、難しいことを書く必要はない。 感じたままに書けばいい。 その行為の積み重ねが他のサイトとの差を生み出していくのであり、振り返れば個性となっているのである。


多くのサイトに取り上げられた話題に対するコメントは、日記としての機能を発揮する。
記憶に残りやすい話題であることが多く、自分で振り返ったとき、時系列に並べたときに過去の思考を辿る指標になると思われる。 徐々に変化していく思考をトレースするのは非常に興味深いことであり、ときに振り返ることがこれからの発展への糧となることもある。
これは、他者の日記を読むという興味に似た興味であるといえそうだ。 つまり、閲覧者が筆者に興味を持ち、過去ログを読んだときにも同様の効果が期待出来る。 web上で話題になった話は読者に当時の背景を思い出させる効果がある。


残念ながら、ニュースサイト、特に羅列型と呼ばれるタイプのサイトでは過去ログを読み漁るという文化は殆ど根付いていない状況であるが、その時々で各所で取り上げられた話題をランドマークとすることで、ニュースサイトは良質な日記となり、過去ログが豊かなものになると考える。